「錯綜した美学」ストーリー
新しいクルーの交換派遣制度で、ライカーは宇宙艦隊士官として初めてクリンゴン船に勤務することになった。彼は準備に取りかかり、ウォーフからクリンゴンの文化と料理について教わる。
その間に、同じ交換派遣で若いベンザイト星人のメンドンがエンタープライズにやってくるが、文化的な違いから船体を侵食するバクテリアの存在を報告するのが遅れ、船が破壊しかける。
クリンゴン巡洋艦パーグで、ライカーは、彼の新しい艦長と部下から信頼を得るため、ウォーフの教訓を使用する。ライカーは、パーグのクルーとともに心から食事を楽しみ、そこの女性と冗談を言い合うが、クリンゴン船でもバクテリアが発見され状況が一変する。カーガン艦長は、ライカーに裏切り者の烙印を押し、エンタープライズへの攻撃を命じる。
カーガン艦長がエンタープライズの警告を退け戦闘を始めようとした時、ライカーは、ウォーフにもらった緊急時トランスポンダーを利用して、カーガン艦長をブリッジから転送し、自分が艦長に取って変わる。クリンゴンの名誉を保つため、エンタープライズに降伏を要求し事態を収拾する。
クリンゴン文化を詳細に調べてきたライカーは、ブリッジに戻ったカーガンにわざと殴られ、カーガンの名誉を取り戻させた。また、メンドンは態度を改め、バクテリアの問題を解決する策を見つける手助けをして双方の船を救った。