「戦慄の未来」ストーリー
事象の奇妙な変化の中で、ピカードは、回収されたシャトルに乗っていた自分自身に直面して混乱する。彼は6時間未来から来た位相を異にしたまぎれもないピカード自身だった。シャトルには、巨大なエネルギーの渦の中で破壊されるエンタープライズの記録があった。悪夢の世界で眩惑される未来のピカードは、起こったことを伝えることもできず、また、現在のピカードは、船が時間の輪に捕らわれることを恐れ始める。
時間通りにエネルギーの渦が現れ、エンタープライズは脱出できなくなり、ピカードはためらいと先を読むことでほとんど動きが取れなくなる。
ピカードはエネルギー電光に攻撃され、渦が望んでいるのがピカードだけであることをトロイに示唆させるが、未来の彼も同じ考えで船を去ったとすれば、ピカードは彼の出発が「再び」時間の輪をつくり出すだけだと判断する。もう一人の「彼自身」をフェイザーで気絶させて止めた後、ピカードはフル・スピードでまっすぐ渦に入るコースを命じる。一瞬の後に、未来のピカードと彼のシャトル、そして渦はすべて消滅し、元のように、コース上にはエンタープライズだけが残った。