「移民の歌」ストーリー
111年間も連絡を絶っていたシャリアック共同体から惑星連邦に通信が入り、条約によってシャリアックの領土と定められているタウ・シグナ5号星に人間が住んでいるのですぐに移住させろという要求を伝えてきた。
90年前、別の星に向かった移民船が遭難しそこにたどり着いていたが、惑星連邦には知られていなかった。その星では、砂漠に水を引き15000人が住んでいた。惑星は有害なハイペロン放射線に覆われていたが、移民達はハイペロン放射線に適応し生き延びていた。
放射線の影響を受けないデータ少佐が移民達を避難させるため惑星へ向かった。しかし、移民達の指導者ゴシュベンは、目に見えないシャリアックの脅威や進んだ技術を理解しようとせず、頑強に避難を拒否した。そのころピカードとトロイは、シャリアックに全員を避難させるための時間を要求したが、シャリアックは条約を盾に認めようとしなかった。
任務は困難を極めたが、先進の科学に興味を持つタウ・シグナ星の女性マージョリーの協力を得たデータは、圧倒的な武器を見せ付けて彼らを驚愕させ、避難するよう説得した。
条約の盲点をついて、シャリアックに避難のための時間を認めさせたピカードは、データが「独創性」を発揮して地上での任務を成功させたことを称えた。