「守護神伝説」ストーリー
エンタープライズは、ミンタカ3号星の住民を隠れて観察している基地のリアクターが不調になったため、修理に向かった。しかし、到着前にリアクターは爆発し、3人の科学者が負傷した。また、基地を隠していたホログラムも消え、基地が見えてしまう。
上陸班が、惑星に降り2人の科学者を救出するが、パーマー博士だけは見つけられなかった。その時、ミンタカ星人の1人であるリコが基地と上陸班を発見し、驚いた彼は基地から転落して大怪我を負う。ドクター・クラッシャーは、艦隊の誓いに違反し、リコを救うため船へと転送した。リコは記憶を消す処置を施され惑星に戻されるが、記憶は消えておらず、仲間に「古代の人々が信じていた守護神は実在する」と自らの体験を語り始めた。そしてその神の名は「ピカード」であると言う。
ライカーとトロイは、ミンタカ星人に変装して惑星に降りパーマー博士を探すが、ミンタカ星人達が先にパーマー博士を見つけてしまい、指導者であるヌリアはリコの話を信じるようになる。
ライカーはパーマーを連れて逃走したが、トロイはミンタカ星人達に捕まってしまった。リコは、「ピカード」に死んでしまった妻を生き返らせてくれるよう頼もうと考える。
ピカードは事態を打開するため、艦隊の誓いを破ってヌリアを船に呼び、彼女に自分達の仲間が死ぬところを見せて、自分が全能でも不死身でもないことを理解させ、神ではないことを悟らせる。
その間地上は嵐になり稲妻が光り、恐怖に包まれたリコは、「ピカードの怒りを静めるため」トロイをいけにえにしようとする。そこに現れたピカードが「自分は神ではない」と否定するが、それを信じないリコはピカードを矢で射る。ピカードは血を流してその場に倒れた。
ミンタカ星人に、他の星に自分達より進んだ種族が居るということを知らせてしまったが、ピカードは、彼らが自分達の力で知識を得、いつか宇宙に出てくるようにと言い残し、基地を撤去してこの星を去った。