「大いなるホリディ」ストーリー
エンタープライズのクルーは、休息が必要なピカードにあの手この手で無理矢理休暇を取らせる。しかし、気の進まない休暇が、船ではとうてい経験できない冒険の始まりだった。
ピカードは、27世紀から超強力兵器トックス・ウタットを探して過去にやってきた2人のボルゴン星人や、ウタットを買おうとしているフェレンギ人のソバク、以前ウタットを探していた考古学者の助手をしていた女性考古学者のバッシュに次々と出会う。
ボルゴン星人によると、ピカードはウタットを発見する運命にあるという。ウタットを彼らと彼らの時代に返すことに同意したピカードは、ウタットを探すためバッシュと共に夜通し山を歩き、彼女に恋してしまう。
武器を持ったソバクが横で命じるまま、ピカードとバッシュは予想された場所を発掘するが何も出てこなかった。ピカードは、最終的に、バッシュが1週間前既にウタットを手に入れ、追ってきたソバクを諦めさせるためにこの発掘を計画したことを見抜く。
バッシュが「ボルゴン星人の2人組がウタットを盗みに現れた」と聞いていたため、ピカードは、エンタープライズに転送によりウタットを破壊するよう命じた。
ボルゴン星人は去り、ピカードとバッシュは、時の流れの中で自分達はこの場所この時間で何度でも出会えることを想った。