「生命リンクテレパシー」ストーリー
エンタープライズは惑星間戦争の平和会談が行われるサロニア星に和平使節団を送り届けることを引き受けた。その途中、大使の高齢の母親が変死し、それからトロイの様子がおかしくなっていく。生前、彼女はトロイに対して、悪意に満ちた振る舞いをしていた。そして彼女の息子である、アルカー大使は遺体の検死を拒否した。
彼女が死んだ後、トロイはアルカー大使に協力を申し入れて、「告別の儀式」に参加するが、それから奇妙な感覚が彼女に起こっていく。彼女は若い少尉を誘惑したり、アルカーやライカーを挑発したりし始める。そのうち外見が急速に老化していき、感情むき出しとなった彼女にピカード艦長はナイフで刺されてしまう。彼女の異変を調査するため、艦長はアルカーにかまわず彼の母親の検死を行うよう命令を下す。
そしてトロイは、アルカーが交渉事を進めるのに有利な様に心を安定して保つため、精神をリンクされて負の感情を捨てるために利用されていたことが明らかになる。死んだ女性は彼の母親ではなく、彼の犠牲者であった。そのことをあっさり認めたアルカーにピカード艦長は怒りを感じ、平和交渉が成功するのを待って、トロイを救うため彼女の死を偽装した。
他の女性を選んだアルカーは、トロイが蘇生されて儀式に失敗しリンクを切断されたため、今までの彼の犠牲者のように急速に老化していき、苦しみながら死んでしまった。