「甦ったモリアーティ教授」ストーリー
ホロデッキのちょっとしたトラブルで、バークレイが修理に取り掛かっていた。その時に、4年以上前のシャーロック・ホームズ・プログラムの保管ファイルに出くわした。
忘れられていたそのプログラムを再生すると、モリアーティ教授と名乗るホロ映像が出現した。映像のはずの彼は、ピカード、データ、バークレイの目の前で歩いてホロデッキから出ていき、全員を驚かせた。教授は彼が愛するレジーナ・バーソロミュー伯爵婦人もホロデッキから出すことを要求し、船のコンピュータの制御をピカードから奪い取る。
教授はエンタープライズがガス惑星に接近している時、ピカードを脅迫してレジーナを外に出す方法を探させるが、転送機を使った実験と、ラフォージの振る舞いから、自分達がまだホロデッキの中にいることにデータが気づく。
教授は実際にはホロデッキの外に出てはいなかったのだが、エンタープライズの制御は奪われたままであった。
モリアーティ教授とレジーナはついに転送機で実体化し、艦の制御を返す代わりに逃亡用のシャトルを手に入れて、エンタープライズを去って行った。
しかし、そこもホログラムで作られたプログラム世界の中であり、2人にとって現実となるそのファイルの中で永遠に放することになった。