「謎の潜入者」ストーリー
エンタープライズはアーカリア基地で、船体のバリオン除去を行うため、乗員を退艦させていた。惑星上では無駄話の天才、ハッチンスン中佐がホストを勤める退屈な歓迎会が開かれていた。
惑星上で乗馬を楽しもうとしていたピカードは、自分の鞍をとりにエンタープライズへ戻ったところ、ワープエンジンからトライリチウムを盗もうとしている泥棒に遭遇し、電源が落ちたエンタープライズに閉じ込められ、彼らに捕らえられてしまった。
ピカードは、警報を作動させ、艦内を逃げ回り、侵入者をひとりづつ倒していく。惑星上では、共犯の作業責任者オートンが武器を発見されそうになり発砲し始め、ハッチンスン中佐を殺した。そしてエンタープライズのクルーを拘束するが、彼らはラフォージのバイザーを改造して反撃する。
主犯格のケルセイは盗んだ爆発性のトライリチウムに安定装置をとりつけたあと、再びピカードを捕らえるが、彼が先回りしてトラップを仕掛けてあったバーラウンジで最後の部下を失い、ピカードと格闘になる。ピカードは、トライリチウムのケースを取りかえそうと闘うが、彼女は近くまで来ていたシャトルに転送されて脱出してしまった。
ついにバリオン除去のビームがバーラウンジに到達し、追い詰められたピカードは惑星上のクルーと連絡を取り、ビームを停止させることに成功する。逃げたケルセイはトライリチウムのケースから安定装置がはずされていたことに気づかず、シャトルごと爆発してしまった。