「命のメッセージ」ストーリー
ピカードの考古学の恩師のリチャード・ガレン教授が、艦長にとって珍しい贈り物と魅力的な話を持ってエンタープライズにやって来た。これが証明されれば、銀河系に影響が広がるほどの大発見となるだろう。
ピカードが教授と同行することを断わると、残念そうにエンタープライズを去って行った。しかし、その後間もなく、教授のシャトルが襲撃を受け、致命傷を受けた教授が死んでしまい、ピカードは後悔することとなった。
ピカードは残されたデータを分析しようとするが、ガレン教授が何を発見したのかは謎に包まれていた。教授は、何のためにかは判らなかったが、DNAのサンプルを集めていたようだった。しかし、そのデータには欠落部分が存在した。
カーデシア人とクリンゴン人もまたガレン教授と同じ謎を追っているようだった。ピカード艦長が彼らを説得してそれぞれが発見したデータを繋ぎ合わせてみるよう、協力を求めたがそれでもデータが不足していた。最後のDNAの手がかりが発見されたところで、カーデシア人が裏切り、攻撃を加えて来た。しかし彼らは、誤った目的地へ向かった。
目的地についたエンタープライズはそこで、必要なDNAと追ってきたカーデシア人に遭遇した。しかしロミュラン人の船は遮蔽していて発見できなかった。現れたロミュラン人とカーデシア人が争いを始めたとき、ピカードとドクター・クラッシャーが密かにサンプルを採取し、データをそろえた。
それは、クリンゴン人の求めた兵器でもなく、カーデシア人の求めたエネルギー源でもなく、それぞれの種族に共通した祖先となる過去の知的生命体からのメッセージであった。