「呪われた妄想」ストーリー
ライカーは精神的健康を害した役を演じる「心の光景」という演劇に出演する2、3日前に、ティロナス4号星から惑星連邦の人質を救出する極秘任務を与えられた。
彼は、現実世界と演劇の舞台で、たびたび奇妙な異星人の大尉と顔をあわせることになる。そして、データ少佐が演じていた演劇の医者の役が彼に入れ替わり、サイラスというその医者はライカーがエンタープライズに乗っていた事は妄想であると断言する。
ライカーはそれを疑い、閉じ込められていた舞台装置に似ている部屋を調べるが何もなく、看守から彼は殺人を犯したためここに収容されていることが告げられる。そして、彼はついに宇宙艦隊での生活が幻覚であると信じさせられ、自分が正気であるかどうか確信が持てなくなってきていた。
ウォーフとデータが彼を救助しようとした。しかし、船に乗っても彼は自分が宇宙艦隊士官であると思うことを拒否し、それは実際に幻覚だった。
治療を受けても直らず、依然として彼のこめかみから流れる血にサイラスの嘘を見破り、それが現実ではないことに気付いて、目をさました。彼には何かの装置がついていて、研究室のような部屋のベッドに寝かされていた。
気がついた彼は、そこにあった自分の持ち物をとりかえし、エンタープライズに緊急転送を指令してティロナス人の手を逃れることに成功した。