「もう一人のウィリアム・ライカー」ストーリー
不安定な大気の影響で放棄された惑星上の科学基地に残されたままのデータを回収するため、エンタープライズはネルバラ4号星に到着した。この惑星はディストーション・フィールドの影響で、8年に1度しか転送の機会が訪れない状態になっていた。
そこには、この惑星から退去する際の異常な転送状態によるビーム反射で生み出されてしまった、USSポチョムキンに乗っていた頃のライカー大尉がいた。このもう1人のライカーの存在は科学的にも衝撃をもたらした。そして、8年前のままトロイに想いをよせていたため、彼女はとまどいそして受け入れる。
エンタープライズのデータ回収作業の進行プランについて、ピカードがライカー大尉の提案を採用したことで、2人のライカーは衝突する。ライカー大尉はトロイにプロポーズした。ライカー中佐はトロイと別れた時の事を思い、自分がそうしたように大尉の方も同じ選択をするであろうことをトロイに話した。
最後の転送機会のデータ回収作業において、ライカー大尉は崩壊した橋のため転落して死にそうになるが、ライカー中佐は彼の分身をはげまし救助した。
ライカー大尉はピカード艦長のはからいでUSSガンジーに勤務することになった。彼はライカー中佐からトロンボーンを贈られ、トロイは彼のプロポーズを断わった。