「恐怖のイントロン・ウィルス」ストーリー
ピカードとデータは、ウォーフが改造した攻撃システムの実験中に流れ弾となった光子魚雷を回収するためエンタープライズを離れた。
エンタープライズの医療室ではデータの飼い猫のスポットと、新婚のオガワ看護婦が妊娠している事がわかる。ドクタークラッシャーはバークレイに免疫機能を強化するカゼ治療の処置をしていた。
艦長とデータの留守中、エンタープライズのクルーは変わった症状を発し始めた。バークレイは猛烈に仕事をこなし始め、トロイは寒がり、ライカーは仕事に集中できないとこぼしていた。そしてウォーフは獣のように喋らなくなった。彼は新しく首にできた毒嚢の毒を吹き掛けてドクタークラッシャーを攻撃した。そして今や、ライカーや他のクルーたちも、人間とは程遠いものに変貌しつつあった。
ピカードとデータが魚雷を回収して戻ってくると、船は動力も止まり、回転しながら宇宙を漂流している状態で発見された。
データはすぐに、バークレイに処方された治療の細胞の影響で、通常は眠っている細胞内のイントロンを呼び起こし、クルーが退化、変異したことをつきとめた。スポットは出産を終えていたが、不思議なことにスポットはイグアナに変異していたにもかかわらず、産み落とされた子供は普通の子猫だった。それが手がかりになり、データは治療用のレトロウイルスを作ることになる。
しかし、退化したウォーフがトロイのにおいに誘われて医療室に押し入ろうとしていたため、変化の徴候が現れ始めたピカードが彼を引き付けてここから追い払うことになった。ピカードはウォーフをジェフリーチューブへ誘い込み、パワーケーブルで感電させて気絶させた。
そして、その間にデータが作った治療用ウイルスでエンタープライズのクルーは元に戻ることができ、この病気にはバークレイの名前がつけられることになった。