「光から生まれた生命」ストーリー
エンタープライズは、治療薬の研究のために必要な新種の疫病ウィルスのサンプルを運搬する任務を受けた。その時、トロイが妊娠していることが判り、クルーを驚かせる。
寝ているときに、白い光がトロイを妊娠させたというのだ。新しい医療部長キャサリン・ポラスキーによると、胎児はたった36時間で完全に成長するだろうという。ピカードと上級士官達がこの「侵入者」をどう扱うか保安面について討議したが、トロイはきっぱりと子供を生むと告げる。
トロイは非常に楽な出産を行い、彼女の息子イアンは全く無害であるように見えた。しかし、彼は異常な速度で成長を続け27時間で8才の子供と同等になる。
その頃、ウェスリー・クラッシャーは、宇宙艦隊の統括医療部長となって船を降りた彼の母ビバリー・クラッシャーのところへ行くか船に残るか迷って居た。彼はその問題について、謎めいた新しいバー・ラウンジの女主人ガイナンに助言を求め船にとどまることに決める。
その間に、ウィルスのサンプルの1つが成長を始め、2時間以内にクルーに影響を及ぼす恐れが出てきた。しかし、原因は判らなかった。
実はトロイの息子のイアンが、ウィルスのサンプルの成長を刺激していたのだ。彼はそれを知っており自ら船を去る。涙ぐんだトロイは、イアンが彼の本当の形態に戻るのを見る。彼は人間についてより多くのことを知るために人間の子供の形態をとって生まれてきた別の生命体だったのだ。ウイルスは成長が止まり、船の安全は保たれ、任務を完了することができる。
この回からドクターがポラスキーに変わる。ドクター・ポラスキーは、第2シーズン中レギュラー出演していたが、毎回ゲストにクレジットされていた。