「悪魔の契約」ストーリー
ベンタックス2号星の連邦科学基地からの緊急信号がエンタープライズに入る。ピカードとクルー達は、その惑星の住民が、悪魔だと信じる女性アードラに怯え、星を引き渡そうとしている事を知る。永遠の平和と繁栄をもたらすかわりに、1000年後、ベンタックスの住民はアードラの奴隷になるという契約を交わしたのだ。ベンタックスの人々は、地震や幻はアードラが戻ってくる前ぶれだと信じ込んでいる。
アードラは、ピカードが色仕掛けに屈しなかった事に怒り、エンタープライズを消してしまう。ラフォージは彼女の「トリック」に使われるパワー供給源を捜し始める。ピカードは調停裁判を要求し、法的な論争を申し込み、アードラはデータを裁判官にする事で了承する。
ピカードは、ベンタックスのリーダー、ジャラッドには民衆を繁栄に導く責任があると説得するが、アードラは再び彼女の力を示し、ジャラッドは彼女に服従する事に同意する。
やがて、ラフォージは惑星軌道上で姿を隠している宇宙船を発見し、ピカードは彼女と同じ「トリック」をやってみせる事で、アードラが詐欺の名人である事を立証する。