「不実なる平和」ストーリー
長年続いていた小競り合いが終わり、停戦状態にある連邦とカーデシア帝国間の関係を脅かす事件が発生し、ピカードは衝撃を受ける。ベン・マックスウェル艦長指揮下の連邦宇宙船がカーデアシア基地を攻撃したのだ。
攻撃を行ったフェニックスの捜索のため、カーデシア人ガル・マセットとその部下をエンタープライズに乗船させた。ピカードとガル・マセットは、長距離スキャンによってさらに2隻のカーデシア船が破壊される瞬間を目撃する。かつてマックスウェル艦長の下で砲撃手を勤めたオブライエンは、連邦から武勲を讃えられ表彰まで受けた英雄が、理由も無しにそのような行為をするはずが無いと信じている。
マックスウェルはピカードと話し合う為に快くフェニックスからエンタープライズに乗船してきた。彼はカーデシアが戦争の為に軍備増強を始めていると主張し、それが事実である事が証明されるだろうと話す。しかし、ピカードは艦隊司令部の命令に従い、連邦の領域へ戻るように彼を説得する。しかし、同意したかに見えたマックスウェルは、帰還すると同時にカーデシアの補給船の追跡を開始し、ピカードの制止があろうとも事実を証明しようとする。ピカードは再び命令に従う事を要求するが、マックスウェルは応じず、フェニックスの武器システムのパワーを上げた。膠着状態を打開するため、オブライエンはフェニックスに乗り込み、昔の艦長を静かに説得し、マックスウェルは説得に応じ降伏した。
マセットは感謝の意を表すが、ピカードは、マックスウェルの行動は間違いだが、彼の主張した事実は間違っていないのではないかと問い正す。そのような行為を我々は決して見逃さないと、ピカードは最後に付け加えた。