「限りなき戦い」ストーリー
ボーグの脅威に備えるため、ピカードはザクドン人の戦略の達人に戦闘シミュレーションを監督するよう頼み、彼はライカーに遺棄されたUSSハサウェイを復活させて指揮させ、対戦させることにする。ライカーが勝つチャンスはないと予測する戦略家コルラミは、また、戦略ゲームのグランド・マスター保持者でもある。ポラスキーにけしかけられ、データは戦略ゲームでコルラミに挑戦するが驚くほど簡単に敗北し、ポラスキーたちは戦略家の横柄な態度に苛立つ。
その間に、ライカーは「戦闘」で彼の船が勝つ見込みがあるとしたら、型破りな策略を実現するしかないと考える。ウェスリーの科学実験で使われたダイリチウムの断片の助けを借りて、ライカーのクルーの準備が整う。
ライカーは、ロミュラン船のホログラフィック映像を使って注意をそらし、最初の得点をあげるが、ピカードが接近してくるフェレンギ船を別の映像だと思い込み、対応が遅れて演習は命にかかわるものとなった。フェレンギの攻撃で、エンタープライズの武器は効力のない演習モードに固定されたままになる。
フェレンギは、ハサウェイが秘密兵器を搭載していると推測して、それを渡すよう要求し、そうしなければ両方の船を破壊すると脅迫してくる。しかし、ハサウェイが撃たれた瞬間にワープし、破壊されたように見せかけ、実利主義のフェレンギはその非論理的な破壊を理解できず、驚いて撤退した。
その後、データはコルラミとの戦略ゲームの再試合を行う。データは、今回はただ単に引き分けになるようプレイし、やる気をくじかれたコルラミがかんしゃくを起こして、ゲームを放棄したためデータの勝ちとなった。勝利したデータは一言「ぶっつぶしました」と言うのだった。