「亡霊反逆者」ストーリー
エンタープライズは、旧式の遭難信号を受け取りマブー6号星の衛星へと急行した。この星では磁気嵐のため転送機が使えず、ライカー、トロイ、データの3名が調査のためシャトルで地表へと向かった。
しかし、シャトルは不時着してしまい、オブライエンが救出のため危険を承知で衛星の地表へと転送降下する。オブライエンは、地表からの転送収容を可能にするためエンハンサーを持ってきた。転送収容する時、怪我をしたライカー以外のクルーが奇妙な雲に包まれた。
エンタープライズへと戻ったクルーのうち、トロイ、データ、オブライエンはエイリアンに体を乗っ取られていた。彼等はバーラウンジに人質を取って立てこもり、船を南極付近へと移動するように要求し、ピカードはそれを了承する。人質の中には、オブライエンの妻と子である、ケイコとモリーも居た。
エイリアンは、自分達はUSSエセックスの乗員であり、埋葬されることを希望していると伝えた。トロイに乗り移ったのは、ブライス・シュマー艦長で、彼等の船は200年前に衛星に墜落し、その後肉体から離れたままだと語った。
しかし、ピカードは、彼等があまりに暴力的なためこの話を疑い、ついには彼等が実際は有罪を宣告された囚人達で、マブー6号星の流刑地に閉じ込められて居たことを突き止めた。彼等はエセックスのクルーを乗っ取り、逃亡を試みたが失敗し、再度エンタープライズで同じことを試みているのだった。
ピカードは自ら彼等の人質となり、地上にいるエイリアン達を転送収容するため彼等とともに貨物室へと向かった。 ピカードは体を乗っ取られるくらいなら貨物室のドアを開け、自分と体を乗っ取られているクルーともども、エイリアン全員を殺すと言って、エイリアンにクルーの体からの退去を求めた。エイリアン達はあきらめ、クルーの体から出て衛星へと戻った。