「タイム・スリップ・エイリアン(前編)」ストーリー
サンフランシスコの洞窟で過去の地球にエイリアンが訪れた証拠が発見され、調査のためにエンタープライズは地球に呼び戻された。発掘品の中には1800年代から埋まっていたと思われるデータの頭部が含まれておりクルーを驚愕させる。エンタープライズは、洞窟に残されていたトリオリック波の出所を追ってデビディア2号星へと向かった。到着後、ピカードは調査のため上陸班を送った。上陸班は、時間の歪んだ空間とその中に居る目に見えない生命体を発見する。
ピカードは、データを心配して上陸班には加えなかったが、時間の歪みの中に存在する惑星上の生命体を確認するためにデータの能力が不可欠になり、結局、惑星上へと転送降下することになる。データはフォースフィールドを使いその中の時間のずれを調整し、生命体を視認して、その様子を報告し始めた。その時、時間の歪みが増大して、データは19世紀のサンフランシスコへと送られる。
ポーカーで得た金とベルボーイの協力により、データはすぐに時間移動を感知する装置を作り始めた。当時の新聞記事にガイナンを発見し驚いたデータは、彼女に会いに行くが、当時のガイナンはデータのことを知らなかった。データは、ガイナンに、お互いが将来同じ宇宙船の仲間になることを話したが彼女は驚かなかった。しかし、その時の客の1人であったサミュエル・クレメンズがその話を耳にした。
クレメンズは未来人の陰謀を暴露しようと考えた。ちょうどその頃、データを捜索していたクルー達は大きなフォースフィールドを準備した。ガイナンから「あなたが上陸班に加わらなければ私達は出会わない」と言われたピカードは、上陸班に加わり時間の渦の中へと入る。