「機械じかけの小さな生命」ストーリー
新しい方式だが計画通りに進んでいないタイラスA7号星の鉱山採掘の視察時に、そこの責任者、ファラロン博士がエクソコンプという小型の機械を紹介した。それは、パワーグリッドのトラブルといった、生命体が行くことのできない場所で起きた問題を解決するのに使用する高性能な機械であった。
作業が遅れているため、博士はエンタープライズの出発を遅らせることをピカード艦長に頼み、48時間出発が延期されることになった。エクソコンプは作業中、危険な徴候を察知し自ら故障することで、破壊から免れる行動を起こした。それは機械が生きていると信じられる生命保護の行動のようにデータには見えた。
ファラロン博士は信じがたい様子であるが、エンタープライズ内で危険な状態をつくり出して反応をみる実験をすることになった。しかし、エクソコンプはそれがシミュレーションであることを見破ってしまい、実験をくり返しても同じ結果になった。
その報告をする前に、ピカードとラフォージは事故により転送装置が使えない状態で基地に閉じ込められた。エクソコンプを救出に使おうとするが、彼らを生命体と信じるデータが代わりに行こうとしてライカーに止められる。結局エクソコンプを使用して、ピカードとラフォージの救出には成功する。しかし、送り込まれた3機のうち1機は自ら他の2機を救うため犠牲になってしまった。