「バースライト(前編)」ストーリー
ベイジョー援助任務のためにエンタープライズはディープスペース・ナインを訪れていた。そこでウォーフは異星人から、自分の父がキトマーの虐殺を生き残り、収容所に送られたと言う情報を得る。捕虜になることは不名誉なことであり、クリンゴン人ならそのようなことに甘んじないと言いながらも心は乱される。
同じ頃、ディープスペース・ナインのドクター・ベシアがエンタープライズに乗り込んで来て、ラフォージ、データとともにガンマ宇宙域で発見された装置を調査していた。その装置により偶然機能を停止したデータは、その時、彼の創造者である「父」、スン博士の幻影を見た。
ベシアとラフォージは、データがスン博士が用意していたイメージにアクセスして夢か幻を見たのだと悟らせた。データはウォーフと幻影の意味についての話をしてアドバイスを受けた。
それは、ウォーフにとっても意味のあることとなった。彼は自分の父に会いに行くことを決め、情報を持って来た異星人を脅かして収容所のある惑星へ同行させた。そこでは、新しい世代が育っていて、自分達を捕虜とは思ってはいなかった。
そのうちの一人を捕まえて父の居所を聞き出そうとするが、彼はすでにキトマーで死んでいたことが判り、ウォーフは捕らえられてしまう。
ウォーフがエンタープライズを出発したあと、データは今度は鳥のイメージの夢のなかでスン博士に出会った。やはりそれは彼が成長して機械以上の認識能力を持った時に見られるように、博士が仕掛けておいたプログラムであった。