「時空歪曲地帯」ストーリー
小型船で会議場からエンタープライズに戻る途中、トロイ、ピカード、データ、ラフォージは時間が停止する現象に遭遇し困惑する。小型船が航行している宙域には時間の歪みが点在しているのが発見され、これを回避しながら進むことになった。
そして彼らは、時間の停止したままのエンタープライズとロミュランウォーバードを発見し衝撃を受けた。2隻の船は交戦状態にあるように見えた。停止した時間の影響を逃れるためフォースフィールドを作り彼らはエンタープライズに乗り込んだ。そこにはロミュラン人が乗り込んで来ていて、機関部ではワープコアが爆発する瞬間で静止していた。
ウォーバードに乗り移った彼らはエンジンコアで、渦のようなものを発見した。トリコーダーで調べてみると有機生命体のようであった。そのとき、突然時間が流れ出して周りのロミュラン人達が動きだした。しかし、すぐに時間は逆行し、クルー達は後ろ向きに歩き出して停止した。ワープコアが破損しているエンタープライズは、一度爆発して再び元に戻った。
この現象が起きた時にラフォージは、ここに来た初めの時にはいなかったはずのロミュラン人を発見した。それは別次元の異星人で、エンジンコアの渦の中にいた生命体は自分達の子供であることを明らかにした。時間が異常な進行をしているのは彼らが原因だった。
ワープコアの破損を食い止めるために、先ほどの現象を応用して時間を逆行させる事に成功するが、もう一人の異星人に妨害された。データは少しの間機能停止してしまい、爆発原因となったエンタープライズのエネルギービームの発射を止める事に失敗する。ピカードは小型船を遠隔操作してビームを遮断した。小型船を破壊してしまったが、エンタープライズのワープコアの破損は避けることができた。