「ボーグ変質の謎(前編)」ストーリー
エンタープライズは救難信号を受けてオニアッカ3号星に向かった。惑星の軌道上には正体不明の船が存在し、基地では艦隊士官に多数の犠牲者が出ていた。そして、そこでボーグと戦闘になる。
今回出会ったボーグは、同化しようとはせず、敵を倒すことに集中しているようで、しかも個人名を持っていた。ここにいるボーグはいままでの者たちとは明らかに違っているようだった。データはその戦いの中で怒りを感じ、その感情に身を任せボーグを殺した。ボーグのうちの一人がデータの姿を認めると、仲間の死体を残したまま惑星軌道上から退却していった。
ボーグ対策の司令官、ナチェフ中将がエンタープライズに到着した。そして1年前にボーグの「ブルー」を捕獲した際、彼を使って彼らを倒す機会を逃したことについてピカードは叱責を受けた。
その後、他のコロニーがボーグの攻撃を受け、エンタープライズはボーグの追跡を始めた。ボーグ船はトランスワープ・チューブを使って高速移動し、逃亡中にエンタープライズに対し2人のボーグを送り込んで来た。クルーがそのボーグに対応している間にボーグ船には逃げられてしまう。
捕獲した1人のボーグは腕の装置を作動させデータに話しかけた。彼はデータが感じていた「感情」について誘惑し、データとともにシャトルでエンタープライズを脱出してある惑星に向かった。この惑星はセンサーが使えず、地上を捜査するためにエンタープライズは大部分のクルーを上陸させ、船の指揮はドクタークラッシャーが執ることになった。
そして、ピカードたちは内部をスキャンできない建物を発見した。そこにはローアに率いられた大勢のボーグとデータがいた。彼らは手を取り合い、連邦を滅ぼすと宣言した。