「ボーグ変質の謎（後編）」ストーリー
エンタープライズはドクター・クラッシャーが指揮していた。
一方、ボーグに捕らえられたピカード、トロイ、ラフォージは、彼らがブルーを解放した１年前にボーグ内に混乱が生じ、その隙をついてローアがこの集団をまとめあげたことを知った。トロイは、データには怒りや憎しみの負の感情しかないことを感じ、そのことを口にすると、ラフォージはデータのエモーションチップをローアが使い彼をコントロールしていることに気づいた。ラフォージは有機生命体をアンドロイドに作り替える実験台にされる前、ローアのコントロールを妨害する装置を作り上げた。それによって、データに組み込まれている倫理プログラムが再起動し、データの良心がゆれ動く。
惑星軌道上では、ボーグ船の接近により上陸班を回収し始めるが、攻撃を受けて一時退却する。そのため、何人かが惑星上に取り残されてしまう。残ったライカーやウォーフはボーグの集団に捕らえられるが、それはローアが率いる集団とは別に、洞くつに潜んでいる集団で、そこには「ブルー」もいた。
エンタープライズは惑星に残された集団を救出するがボーグ船に追跡され超フェイズ・シールドを使って恒星のコロナの中に退避する。しかし、長時間は持たせられない状態に陥ったため反撃に出て、恒星のフレアを励起させボーグ船を破壊することに成功する。
ライカー達はブルーの協力で惑星上のローアのアジトへ潜入した。ローアはデータにピカードを殺すように命ずるが、データは従えない。そこで、ローアはデータを殺そうとするがそれをブルーが妨害し、建物の内部は大混乱になった。逃げたローアをデータが追いかけ、彼はデータによって機能停止させられる。
取りかえしたエモーションチップをデータは処分しようとするが、ラフォージが預かることになった。
