「エンタープライズ・パニック」ストーリー
ピカード艦長は、小学校の科学文化祭で優勝した3人の生徒を連れ、艦内の施設を案内に出た。その時、艦は急激にパワーが低下し、艦内通信など大部分の主要システムが停止し、深刻な事態に陥る。
ブリッジでは、トロイが重大な指揮決定を下さなければならない立場となり、艦の反物質ポッドの磁気抑制フィールドが崩壊し始め、大爆発が起こる可能性が高まってきた。
ロー少尉は直ちに円盤部の分離を行う事を主張するが、オブライエンは、推進部のクルーの生死を確認する手段は無く、生存者がいる可能性を指摘する。
バーラウンジでは、ライカー、データ、ウォーフが、妊娠中のケイコ・オブライエンや負傷者の治療にあたり、ジョーディとドクター・クラッシャーは貨物室に閉じ込められ、放射線を伴う火災により、積荷が爆発する危険が迫っていた。また、ピカード達はターボリフトに閉じ込められ、3人の子供は恐怖に怯え、ピカードは足を骨折してしまう。
その頃、ブリッジのトロイは円盤部の分離について決断を迫られる。ライカーとデータは、パワーの復旧を試みるためにバーラウンジから離れ、機関部へ移動する。作業用通路を移動中の2人は、アーク放電に行く手を遮られる。データは自分の体を犠牲にして放電を遮断したが、頭部はダメージから免れる。その頃、バーラウンジでは、ケイコに陣痛が始まり、ウォーフは動揺する。
ピカードと3人の子供は、安全な場所へと避難を始め、ドクターとラフォージは、外部ハッチを開けて減圧し、消火を試みる決断をする。ライカーは機関部に辿り着き、データの頭部をコンピューターに接続して、抑制フィールドの強度低下をギリギリで食い止める。
その後、艦のシステムが回復し始め、推進部切り離しを免れた事をトロイは安堵する。ピカードと子供達、ラフォージとドクタ-は無事救出され、ケイコはウォーフの助けを借りて女児を出産する事が出来た。