「恐怖の宇宙時間連続体」ストーリー
クルーはいつものようにポーカーを楽しんでいたが、ドクター・クラッシャーは、突然、デジャ・ビュを経験しているような感覚に襲われる。それらの感覚は、彼女が席を離れラフォージの治療を行っている時にさらに強く感じられた。自室でベッドに入り眠ろうとした時には、奇妙な話し声も耳にする。
その間、エンタープライズはタイフォン星団の探査を行っていたが、突然ナビゲーション・システムが故障する。そこへ別の空間から宇宙船が現れ、衝突進路を進行して来る。ピカードはデータのアドバイスに従い、トラクタービームで相手の船の軌道を変えようとするが失敗に終わる。両艦は衝突し大爆発をおこす。
いつものポーカーがまた始まるが、今回は、デジャ・ビュの感覚にとらわれるのはビバリー1人ではなかった。彼女は自室での奇妙な話し声を録音した。データは、その声が、時間の輪の中で、エンタープライズのクルーが交わした会話のエコーである事を発見する。
データは時間の輪のサイクルの中で、自分自身に対して、事態を回避する手掛かりとなる情報(繰り返しあらわれる3の数字)が送られて来ている事を発見した。そして最期のサイクルの中で、データはその「3」がライカーの制服の階級章を示している事に気付き、自分の提案ではなく、ライカーの案であるメインシャトル格納庫の減圧によって艦のコースを変える手段を実行し、時間の輪から抜け出す事に成功する。
彼らは17日間その時間の輪に捉えられていた。ピカードは同じく時間の輪に閉じ込められていたもう一方の船、ボーズマン号が90年間閉じ込められていた事を、そのクルー達に説明しなければならない。