「転送事故の謎」ストーリー
ピカードは故障しているロミュランの科学船に救援を申し出る。しかし、その救援任務中にローとラフォージが転送事故で殉職するという悲劇が起きてしまった。2人は、エンタープライズで再物質化されていたのだが、誰の目にも映らない状態になってしまっていた。
ローは、自分の体を他人が通り抜けたり、壁をすり抜けてしまったりするため、自分は死後の世界にいるのだと思い込んでしまう。彼女は同じく事故に遭ったラフォージに、自分達が見えなくなったのは、遮蔽装置の副産物であるクロニトン粒子を浴びてしまったためだと知らされる。彼等はロミュランの遮蔽装置の実験のせいで遮蔽されてしまったのだ。
エンタープライズがロミュラン船にエネルギービームを供給している間、データは艦内に発生した不可解なクロニトンフィールドを、アニオンビームによって除去する。しかし、取り除いても艦内の様々な場所に不規則に現われるクロニトンフィールドにデータは困惑する。
ローとラフォージは、ロミュラン船へ送ったエネルギービームのフィードバックによって、エンタープライズがワープに入ると爆発させようという企みがロミュランにある事を知らせるため、随所に彼等の「痕跡」を残し、データに気付かせようとしていたのだ。しかし、彼等の努力は、同じく遮蔽されたロミュラン人に妨害される。
最終的にローとラフォージは、自分達の追悼パーティー会場のバー・ラウンジで、ハイレベルのアニオンビームを照射され、元の姿に戻る事が出来た。