「謎のエイリアン部隊(後編)」ストーリー
無防備なエンタープライズに対し、傭兵の一員を演じているピカードとライカーは、低レベルのフェイザーを打ち込んで攻撃した。エンタープライズは全く傷付かなかったが、傭兵のリーダー、バランに対してこの行動は彼らを印象付けるものとなった。データはダメージを受けた偽装をして傭兵達を逃がし、ライカーからのコード化されたメッセージに気が付いた。
ロミュラン人の傭兵タレラはピカードに、自分がバルカン人のスパイであることを説明し正体を明かせと迫った。タレラは、バルカンの過激派が、過去の指導者がこの世界から遠ざけた古代の超兵器である「ゴルの石」を探しており、それが戻ってくるのを防ぐのが自分の任務であると語った。
ランデブー地点でバランはエンタープライズに部下を送り込み、接触するはずのクリンゴン人が持っている兵器の部品を奪いとろうとする。ライカーはバランに「ガレン」を殺せと命じられ、ひと芝居うち、ピカードに反撃させる。ライカーの裏切りで、バランはクルーに反乱を起こされ死ぬ。次のリーダーは「ガレン」であるピカードになったが、タレラは兵器の部品が揃うと艦長の正体を傭兵のクルーに明かしてしまう。
タレラと傭兵達はピカードを連れてバルカン星の神殿に転送降下した。そこで取り引き金額に不満をあらわにした傭兵達は、完成した「ゴルの石」で攻撃されて死んだ。ピカードは、敵対者の負の感情でそれが作動していることに気づいた。
エンタープライズのクルーが転送されてきて、彼女を攻撃しようとしたとき、ピカードはクルーに警告した。彼女は「ゴルの石」でエンタープライズのクルーを攻撃するが、ピカードの警告に従った彼らには全く攻撃が通用せず石を取りかえす事に成功した。
そして役に立たなくなった兵器はバルカン政府によって破壊され、タレラは逮捕された。