「戦慄のドリーム・プログラム」ストーリー
データは自分のドリームプログラムによる悪夢に戸惑っていた。ちょうどそのころ、ラフォージは交換されて新しくなったワープコアの不調に悩まされていた。
ディアナ・トロイの形をした生きているケーキを食べることと、プラズマコンジットを明らかに破壊しようとしている労働者の記憶からデータは、夢の原因をフロイトのホロデッキプログラムと、トロイによる分析から探ろうと相談を持ちかけた。
その結果、ノイローゼが進行している可能性があることが判り、データの夢は人間性への新しい段階とも思われた。そして彼は勤務中に、エンタープライズのクルーに対して「食べること」と「口」のイメージを見た。そして、ついに彼はトロイの肩に、人間の口がついているのを見て彼女を刺してしまう。結局、職務を解かれ、ドリームプログラムは一時停止されることになった。データは船室に監禁され、ウォーフにスポットの世話を頼んだ。
エンジンのワープコアは相変わらず調子が悪い状態で、改善の気配がなかった。
そんなとき、医療室のドクター・クラッシャーはインターフェイズ・スキャナーを使いトロイの刺し傷の所にヒルのような生き物をみつけた。この目には見えない生物は船のクルーの細胞からペプチドを吸収していて、それは進行すると致命的になることをつきとめた。データの夢は彼が無意識にそれを感じていたのだろうと推測された。
ピカードとラフォージはデータのドリームプログラムとホロデッキを繋いで、彼が見たものを調査することにした。その結果、データの発する高周波のインターフェイズパルスをつかって、生物を撃退する方法が発見された。
この生物はワープコアにも取り付いており、同時にエンジンの不調も解消されることとなった。