「心のダーク・サイド」ストーリー
通常はテレパシーを使うため言語の概念を持たない種族であるケイアンの大使がエンタープライズに滞在していた。彼らの案内役で言語について教えているラクサナ・トロイも今回少々疲れ気味で、いつもの賑やかさは無かった。
ラクサナは、ディアナとケイアンの大使メクイズを結婚させたがっていた。ディアナは普段と違う彼女の情緒不安定な態度を心配し検査を勧めた。検査により、ラクサナはテレパシーを使う時のベタゾイドに特有な神経伝達物質が少なくなっているのが発見され、ドクタークラッシャーは休養を勧める。しかし、その勧めを聞かずなかったラクサナは心を閉ざして倒れてしまった。
メクイズはラクサナがなぜ心を閉ざしているのか、精神活動が停止した原因を知るための手助けをしてくれた。彼は精神的な架け橋の役割をしてくれ、ディアナは彼女の母親の心の傷を探し出して取り除くことにした。
ラクサナの心の中でディアナは様々なイメージに遭遇した。ピカード、狼、そして彼女の亡くなった父親。そして、ケイアンの少女ヘドリル。現実の世界でも、ディアナは手がかりを求めて母親の日記を読み、7年間の削除された部分を発見して困惑した。そのためディアナは、再びメクイズの助けを借りてラクサナの心の中に入ることにした。
そして彼女は、自分にケストラという姉がいたこと、ラクサナはケストラを死なせてしまったことを自分の罪の意識として持っていることを知った。ディアナは、ラクサナが持っていた娘に対する罪の意識を克服するのを助け、ラクサナは回復した。