「混迷の惑星ケスプリット」ストーリー
惑星ケスプリットには二つの集団、ケスとプリットが存在して互いに反目し合っていた。惑星連邦に加入したがっている集団はケス、それを阻止したい集団はプリットであり、ピカードとドクタークラッシャーはケスの連邦加入審査のため転送降下したが、プリットに邪魔されて捕らわれてしまう。ライカーとウォーフはモーリック大使と今後の対策について話し合ったが、ケスの人々は異様に警戒心が強かった。
ピカードとクラッシャーは、ケスのスパイの助けを借りて脱出に成功する。そして彼らは、互いの思考を増幅する装置を取りつけられていることに気づいた。
ケスとプリットの国境までの逃亡の間、その装置によってピカードとクラッシャーは二人が離れると気分が悪くなり、近くにいると相手の感情や考えが判ってしまうことを発見した。そして、彼らはお互いにひかれ合っていることと、ピカードが彼女の夫のジャックの死によって、その気持ちを隠そうとしていたことを知られてしまう。
プリットの警備兵がいたため彼等は転送地点へ行けず、転送が遅れていることから、ケスのモーリック大使は惑星連邦とプリットが秘密裏に会合しているのではないかと疑い始める。ライカーはケスの大使に、その猜疑心が惑星連邦への加入を不可能にするであろうことを話し、プリットの保安長官には2人が帰らなければ、宇宙艦隊の調査部隊がプリットを徹底的に調べるだろうと警告した。
そして2人は無事にエンタープライズに帰還した。ピカードはクラッシャーと解り合えた事から積極的になるが、彼女はとりあえず今は友人であることを望んだ。