「無限のパラレル・ワールド」ストーリー
ウォーフはバーリトゥード大会で優勝し、エンタープライズに帰還した後で、元いた自分の宇宙とは違う平行宇宙に来ていることに気づいた。初めは、ウォーフの誕生日の彼の望んでいなかった、サプライズパーティーで変化がはじまった。
それから、何者かによるアーガス情報基地の異常を調査している時にカーデシアの攻撃を受けた。その際、彼が担当する戦術ステーションのパネルが異なっていてうまく操作できず、ラフォージが死んでしまう。その世界のエンタープライズではオガワが医療部長を勤め、ウォーフはトロイと結婚していた。
ウォーフが変化を感じた時、必ず近くにラフォージがいたことをデータが指摘した。彼のバイザーを作動させるとすぐにめまいを感じた。今度のエンタープライズではライカーが艦長を勤め、自分が副長になっており、ウェスリー・クラッシャーが戦術士官を勤めていた。そしてここでは、ピカードはボーグとの戦いで戦死していた。
データはウォーフのRNAに量子流動が起こっていて、目の前のウォーフがこの世界に存在していないことに気づいた。ウェスリーもたくさんの宇宙が交差している亜空間の歪みを発見した。ウォーフはラフォージのバイザーがきっかけになって、平行宇宙を移動しているのだった。亜空間識別パルスでウォーフの元いた世界を探している時、この世界のベイジョー船から攻撃を受けた。そのためエンタープライズのエネルギー供給が不安定になり歪みが拡大した結果、それぞれの平行宇宙に存在するエンタープライズが大量に出現することとなった。
それらのエンタープライズの中に、本来ウォーフが存在すべき船を発見し連絡を取ることに成功した。そして、亜空間の歪みを修正できるように改造したシャトルで帰還しようとするが、別なエンタープライズから攻撃を受けた。それはボーグに支配されてしまった世界から来たエンタープライズだった。ウォーフを援護するため反撃すると、そのエンタープライズは爆発して消滅してしまう。
そのシャトルによって量子状態は修復され、ウォーフは自分のいるべきエンタープライズに帰還した。そして、彼とトロイの間の関係は今までと違ったものになっていくのであった。