「難破船ペガサスの秘密」ストーリー
ライカーの以前の上官であるエリック・プレスマン提督が、古い実験船のペガサスをロミュランより先に発見回収する極秘任務を指揮するためにエンタープライズにやって来た。ライカーは昔の辛い記憶と選択を呼び覚まされ戸惑う。
プレスマンに以前に行っていたテストを再開すると告げられライカーは驚いた。そのテストと言うのは位相遮蔽装置の実験である。これはロミュランとのアルジェロン条約に違反する遮蔽装置の開発であり、物体を通り抜けてしまうことも可能な装置であった。船が失われる前に、プレスマンの部下が反乱を起こし、その事実を隠ぺいしたことを公表できず、この秘密はピカードにも教えてはならないと告げられライカーは悩まされる。
そのうちに、エンタープライズは探している船「ペガサス」が内部に入り込んでいると思われる巨大な小惑星を発見した。ロミュランの船もペガサスを探しているようだったが、うまくごまかした。ライカーはその時、ペガサスのある小惑星を破壊しようとした。彼はプレスマン提督の忠実な部下だった少尉の頃と違い、怒った提督にたてついた。
小惑星の亀裂の中に入ったエンタープライズはペガサスから位相遮蔽装置を回収する。しかし、ロミュランの船に入り口を塞がれて中に閉じ込められてしまった。ライカーはここから脱出する手段として、回収した機器とプレスマン提督の秘密を明かした。
ピカード艦長は条約違反のその技術をロミュラン船の前で使用してみせ、存在を明らかにし、プレスマン提督を逮捕した。