「記憶喪失のアンドロイド」ストーリー
墜落した探査機から放射性物質を回収するため、まだ機械文明が発達していないバーコン4号星に向かったデータ少佐は事故で記憶を失い無意識のうちにその破片を広めてしまった。そのために村人は放射線の影響で病気にかかってしまう。原始的な科学は存在していたものの、この病気は村の医者には直すことはできなかった。その病気の徴候が変わった皮膚の色をした男が村に来てから始まったことは村人に知られていた。
エンタープライズではトロイが、少佐から中佐への昇進試験に挑戦していた。彼女は最後の試験だけクリアすることができず、ライカー中佐に向いてないと言われてしまう。その試験は船を守るために誰かを犠牲にできるかどうかの試験であり、それに気づいたトロイは試験に合格するが、自己嫌悪に陥った。
バーコン4号星では、データに親切な村長のガービンとその幼い娘ジーアも病気にかかってしまう。彼は病気の原因に興味を持ち、治療法を探し始めが、おかしな病気の原因となった彼に怒った村人達は暴徒と化し、データに襲い掛かって彼の皮膚を傷つけ、内蔵された電子回路を露にしてしまう。村人はその姿をみて恐怖したが、彼は治療法を発見し、治療のための行動を起こした。
結局、村人は「怪物」データを「殺して」退治してしまうが、実際には機能停止しているだけで、彼を探しに来たライカー副長とドクター・クラッシャーはデータを放射性物質共々回収することに成功する。
エンタープライズに帰って来て記憶を取り戻したデータは、村で起きたできごとを何一つ覚えてはいなかった。そして、トロイが中佐に昇進していることに気がつくのだった。