「新たなる旅路」ストーリー
ピカードは、惑星連邦とカーデシアとの協定により定められた新しい国境により、カーデシア領となった惑星から住民を移住させる任務を与えられた。住民の移動が行われるドーバン5号星には、地球上の文化的な同化をさけるため、長い旅の末ここに落ち着いたアメリカインディアンの末裔が住んでいた。
インディアン達は率直に移住を拒否し、ピカードは、ナチェフ提督と連邦評議会の決定に無駄だと知りつつも抗議した。しかし、強制的な移住が行われることになった。その上、調査目的のカーデシア人達が惑星に現れ緊張が高まる。
そのただ中、ウェスリー・クラッシャーは艦隊アカデミーの休暇中でエンタープライズに乗船していた。彼は、自分の将来に対する不安から情緒不安定になっていた。そんなとき彼は移住民のラカンタに出会う。
ウェスリーはラカンタの導きで父の幻影に出会い、自分の行く道を探せと言われる。そして、インディアン達への移住計画について真実を彼らに警告してしまい、ピカード艦長に叱責される。彼は結局、艦隊アカデミーをやめる決心をする。ラカンタは自分が、以前に会っている旅人であることを明かし、ウェスリーを新しい運命へと誘った。
惑星上では移民達がカーデシア人を捕虜にして、戦いが始まってしまう。ピカード艦長は、カーデシアの指揮官ガル・イベックを説得しその場をおさめさせた。そしてドーバン5号星の住民達はカーデシア領となるこの惑星に残り、艦隊アカデミーをやめたウェスリーも彼らと合流することになった。