N-1301
数ある戦場で登場する軍用機は、ある種の輝きを見せ、長く人々の記憶に残る。マリアナ沖海戦、アフリカ上空におけるスホーイ対ミグの戦い、ベトナム戦争のヘリコプターなど、第二次世界大戦から現代まで、迫力の空中戦を紹介。実際の航空機の写真と、CGを合わせた新しい手法を使い、最高のシーンを再現する。
N-1302
昭和十六年の開戦以来、大日本帝国海軍の中心戦力として米英艦隊と死闘を繰り広げた連合艦隊。戦艦、空母、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、そして航空部隊を投入し、史上かつてない規模で立体的に戦われた太平洋戦争の代表的海空戦を、詳細かつわかりやすく解説。参加兵力、戦闘経過を追い勝敗を決めた決定的場面を描く!
N-1303
大戦末期の日本潜水艦の非情なる戦い。伊五十六潜に赴任した若き軍医中尉が、比島東方沖の深度百メートルで体験した五十時間におよんだ米駆逐艦との想像を絶する死闘―最高室温五十度に達する閉ざされた地獄の艦内で、搭乗員たちは黙々と耐え、その職責を真摯に全うする。汗と涙の滴りを見つめる感動の海戦記。 ※N-434の新装解説版
N-1304
海軍は『軍艦』だけでは戦えない。特設空母、特設水上機母艦、特設給油艦等、日本の戦時に民間から徴用されて改造を施され、最前線で活躍した異色の艦船を徹底研究──その誕生の歴史から、兵装配置、乗組員に到るまで戦史と共に綴る。有事に出現する知られざる艦船の全容を欧米海軍との比較と戦後の姿まで捉える。 ※N-565の新装版
N-1305
太平洋戦争中盤から受け身の戦い、対抗する航空戦の中で日本軍の人機はいかに行動したのか。一局面での個人あるいは少人数の行動や思考、判断、感想、背景を細かに表現し、不退転の姿勢をたもち続けた軍航空の人々、優秀機を生み出す労苦に挑んだ技術者たちの姿をつづる。第一線の人々と航空機の奮闘を描く九篇。
N-1306
合理性なき絶望の戦場──前線指揮官がみな反対した作戦はなぜ行なわれたのか。司令部の無責任・無能さと、最前線将兵の驚嘆すべき奮闘が鮮やかに対比を見せるインド・ビルマの戦い。
N-1307
「伊藤の前に伊藤なく、伊藤の後に伊藤なし」(小泉信三)と謳われた比類なき大海軍記者が綴る感動の太平洋海戦史。連合艦隊の死を嘆きとむらう者がないのを憤り悲しみつつ、「連合艦隊の最後」をしたためた著者が、さらに年をへて、ほとばしる情熱のすべてをかけて綴った“伊藤戦史”の掉尾をかざる不朽の名著。 ※N-128、N-864の新装解説版
N-1308
昭和十六年十二月、太平洋戦争開戦と共に香港要塞攻略のため中国大陸における陽動作戦として長沙作戦が発動された。軍司令官による計画なき無謀ともいえる進攻作戦によって、補給のない日本軍は弾薬・食糧が尽きた―中国軍を侮り、死傷者が続出、ついに反転退却に至った長沙戦の実状を若き将校が克明に描く。 ※N-544の新装版
N-1309
雷撃・爆撃・哨戒・輸送に黙々と働いたラバウル陸攻隊、海軍を震撼させた渡洋爆撃、海軍最大の巨人機九五大攻の戦い、陸攻隊を支えた偵察隊戦記、銀河特攻の悲劇、人間爆弾を抱えた陸攻隊、オンボロ中攻夜間雷撃隊、沖縄航空機雷戦など熾烈な戦場で大きな犠牲を払いながらも戦い続けた陸の海鷲の知られざる記録。
N-1310
終戦直前、ソ連軍の侵攻によって過酷な運命を辿った満州国―激戦地、最前線基地、日本人が手掛けた建造物、鉄道の駅舎、橋梁、飛行場、掩体壕などを訪ね歩いて、当時の戦況と重ね合わせながらつづる異色のルポルタージュ。旧ソ連との国境を満州へのノスタルジアとともにまわる、都巡りとは違った「非常識」な旅。
N-1311
機略縦横、勇猛果敢、奇襲戦法を得意とした風雲児―狐のように狡知で、また狼のように獰猛な独断専行型の恐るべきマキャベリスト。一作戦参謀の身でありながら、なぜ彼は重要作戦に重用されて絶大な権力をふるうことができたのか。日本の死命を制したいくたの作戦計画を立案し、作戦指導を行なった男の生涯。 ※N-29の新装解説版
N-1312
沖縄戦の実情と県民のひたむきな姿勢をつぶさに見て、沖縄方面根拠地隊司令・大田中将が自決直前に認めた感謝の電文“沖縄県民斯ク戦ヘリ、県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ…”今も沖縄の人々の心に残る温情の海軍提督の豊かな人間性と彼が培った家族の歩みを描き戦いの空しさを謳う感動の話題作。 ※N-537の新装版
N-1313
連合軍に鹵獲された日本軍機は、航空技術情報隊“TAIU”によって、いかに徹底調査されたのか⁉ 秘蔵フォトとともに綴る太平洋戦争航空戦秘話。
N-1314
連綿たる発達の歴史とそこに秘められた斬新なアイデア──ゲベール銃、エンフィールド銃、村田銃……積みかさねられた経験と、そこから生まれた発明によって発展をとげた銃器類。400点の図版でその全体像を探る。
N-1315
日本陸軍最強の戦車隊が身を投じた4時間の激闘──満州の過酷な訓練に耐え、南方に転戦、九七式中戦車を駆って死闘を演じた一兵士の証言。玉砕の島に果てた戦友たちへの鎮魂譜。解説/藤井非三四。 ※N-354の新装解説版
N-1316
鉄道の軍事運用の発展秘史──飛行機、戦車、軍艦とともに「後方支援兵器」として作戦の一翼を担った陸軍鉄道部隊の全容。 ※N-792の新装版
N-1317
実戦における航空機の歴史は、偵察機から始まった! 戦場において勝利するために重要な役割をになった偵察機。対潜水艦戦で能力を発揮した哨戒機とともに、第二次大戦における各国のさまざまな機種を図版、写真で紹介する。
N-1318
昭和14年、内モンゴルの不毛の原野に繰り広げられた壮絶な日ソ戦。関東軍の誤断から悲惨な消耗戦に投げ込まれた兵士たちの戦いの実相に迫る。現地も取材し、2年後に始まる太平洋戦争の縮図といわれる4カ月の戦いを検証。〔「遙かなるノモンハン」(平成16年刊)の改題〕
N-1319
大艦巨砲、潜水艦、空母などは、いかなるシステムでどのように動くのか。またそれらを誰がどのように研究、維持整備するのか。海軍技術中佐が、人艦一体となって全能力を発揮すべく邁進した技術士官たちの戦いを描く。 ※N-149の新装解説版
N-1320
兵役、赤紙、撃ちてし止まん……。時間の風化と経済優先の戦後に置き去りにされた、忘れてはいけない“昭和の100語”を明治・大正にまでさかのぼって詳解し、戦争の時代の状況をわかりやすく伝える。大日本帝国憲法も掲載。 ※N-357の新装版
N-1321
潜水艦の群狼戦術、ベトナム戦争の地下トンネル……。第二次世界大戦から現代戦まで、さまざまな戦場で大胆に運用され、味方を勝利に導いた戦術・兵器を紹介。過酷な戦いの中の成功例を分析し、新たな目で戦史を検証する。
N-1322
真珠湾攻撃で未帰還となった5隻の特殊潜航艇。戦死した「九軍神」のほかに、存在を消された10人目の男がいた。捕虜となった海軍士官の戦闘の詳細と、日本人捕虜を帰すため闘った4年間を描く。
N-1323
陸軍の名戦闘機飛燕を駆って南方の日米航空消耗戦を生き抜いたパイロットの奮戦。ソロモンからニューギニア、比島特攻直掩にいたる苛烈な空中戦を、戦闘機搭乗員が綴る。野原茂による解説も掲載。 ※N-136の新装解説版
N-1324
米内光政、山本五十六、井上成美……。海軍の利益にとらわれず、日本の国益を考えて行動した将官たち、「海軍良識派」の系譜を辿り、日本海軍の歴史と誤謬を明らかにする。 ※N-710の新装版
N-1325
出身地ごとに軍人の経歴を見てゆくと、思わぬ相関関係に驚かされる。陸軍のみならず日本国の針路にも影響を与えた四百数十人を俎上に、人物で描く明治・大正・昭和の帝国陸軍80年史。〔「《都道府県別に見た》陸軍軍人列伝 東日本編・西日本編」(光人社 2007年刊)の改題〕
N-1326
国家と盛衰をともにした満鉄は、事変でどのような役割を果たしたのか。部隊・兵器・弾薬の輸送にとどまらず、情報収集、通信、医療、宣撫活動、慰問に至るまでを担った満鉄の光と影に迫り、日中戦争の発火点の真相を読み解く。
N-1327
「日本最高の傑作戦闘機」と米軍に語らしめた日本陸軍の二千馬力戦闘機・疾風。その誕生までの設計陣の足跡、奇蹟のエンジンと呼ばれた“誉”発動機の開発秘話、比島・沖縄戦での疾風の奮戦を描く感動のノンフィクション。 ※N-122の新装解説版
N-1328
憲兵の仕事は軍隊の「悪業」を抑えることである──権力悪の象徴として定着した憲兵の、本来の軍事警察の任務の在り方を自らの実体験に基づいて描いた陸軍昭和史。 ※N-499の新装版
N-1329
戦場での兵士たちの真実の姿! 知られざる将兵たちの戦場生活の実態を、写真、イラスト多数で解説する。斥候とは? 急行軍とは? 露営とは? 何を食べ、給水し、どこで寝て、排泄し、どのような兵器を装備していたのか。
N-1330
シベリア鉄道の建設が日露戦争につながったというのは本当? 真珠湾攻撃は、アメリカ政府の要人にあらかじめ知らされていた? ドイツから学んだ兒玉源太郎に始まる日本の戦争のやり方をQ&A形式で解説する。
N-1331
功名を排し、己れの本分に徹して人心掌握につとめ、寡少の兵力に甘んじつつも、百戦不敗の名を轟かせた名指揮官・宮崎繁三郎の生涯を綴る陸軍人物伝。日本陸軍きっての戦略・戦術家の生きざまを活写する。 ※N-69の新装解説版
N-1332
戦いの本質を述べた陸上自衛隊部隊運用マニュアル──日本の戦国時代からフォークランド紛争まで、勝利を導きだす英知を陸自教範が解き明かす。 ※N-702の改訂版
N-1333
革命の国が生んだ個性派主力艦ヒストリー。コンパクトな船体に四連装主砲塔を備え、30ノット超の快足を誇った高速戦艦群。母国降伏後、艦隊のプライドをかけた勇壮な戦いの物語! 前ド級戦艦クールベ級に始まり、超ド級戦艦ブルターニュ級、未成戦艦ノルマンディー級・リヨン級を経て、軍縮条約下の先進技術艦ダンケルク級、世界最後の戦艦リシュリュー級まで、フランス近代戦艦の歴史をたどる。ラディカルな設計思想が生んだ個性的艦容と、連合国艦隊と砲火を交えた知られざる戦いの記録!〈挿画・菅野泰紀〉
N-1334
漂流する英軍将兵422名を助けた戦場の奇蹟──「総員、敵溺者救助用意!」敵潜水艦攻撃の危険も顧みず、工藤俊作艦長陣頭指揮のもと漂流者の救助が開始された。それはまさに海の武士道が発揮された瞬間だった。1942年3月2日、スラバヤ沖海戦のあと、海上には撃沈された多数の連合軍将兵が漂流していた。工藤艦長はただちに停船し、救助を開始する。自艦の乗員をはるかに上回る溺者を艦上に引き上げ、手厚く介護した。戦後、救助された元英海軍士官が来日し、艦長の墓前で感謝の祈りを捧げる。感動を呼ぶ奇跡の物語。
N-1335
限界に挑んだ陸海軍の名機50機日本航空技術の集大成──未知の分野に到達し、野心的な挑戦がなされた日本の計画機。間に合わなかった〝傑作機〟数々を精密イラストとともに描く。日本唯一の先尾翼機として異彩をはなつ迎撃戦闘機震電。七十五ミリ砲を搭載し〝空飛ぶ高射砲〟の異名を持つキ601特殊防空戦闘機など、戦争の終結によって陽の目をみることなく潰えた日本陸海軍試作機五十機をメカニカルな視点でとらえてえがく。イラスト・精密図面を駆使して浮き彫りにされる幻の名機。各要目付。〈解説/野原茂〉 ※N-142の新装解説版
N-1336
破壊力と隠密性を持つ「海の忍者」の戦闘史──恐るべき爆発力を秘めた兵器の誕生から配置までを綴る。水雷兵器は銃や大砲と違い、その歴史は大変新しい。最も早く発明された機雷もその歴史は二百三十年で銃や大砲などの三分の一程度である。しかし水雷兵器のその後の発達は急速で、近代から現代に戦われた多くの海戦で、主力兵器として登場してくる。現在はエレクトロニクス技術と一体となり水雷兵器は存在する。 ※N-689の新装版
N-1337
海岸要塞の兵備は次第に旧式化するので逐次改善しなければならない。三〇榴および四〇榴さらには列車砲を使う構想もあったが、結局一五加を中心とする対潜用の火力体系に絞り込んだ。海岸要塞としては不十分な状態で対米戦争に突入したが、実戦の経験はない。海岸要塞の史実を丹念に掘り起こし、その実像に迫る。
N-1338
太平洋戦争末期、沖縄戦の陸軍航空特攻の一〇〇〇名を超える戦死者が書き遺した遺書・絶筆の中から一四三通をとり上げ「特攻」の実像を描く。遺書に書かれた内容を詳細に分析、さらに特攻から生還した隊員、世話をした女学生、残された家族へのインタビューも合わせて遺書の背後に隠された「無言の証言」に迫る!
N-1339
ジャックは恐るべき攻撃兵器だった。とB29搭乗員を驚嘆させ、“大型爆撃機に対し、すべての日本軍戦闘機のなかで最強”との公式評価を米軍から与えられた日本海軍局地戦闘機『雷電』の誕生から終焉まで。零戦に代わる主力機としての輿望を担いながら、五五八機の生産機数に終わった不運の戦闘機の全貌を綴る。 ※N-262の新装解説版
N-1340
日米海軍が総力をあげて戦った空母決戦の先鋒となり、一降下必中のダイブにかけた空の猛者―初陣の一弾を真珠湾の戦艦に叩きつけた急降下爆撃機パイロットが、瞬刻に形勢を転じる最前線の実像を描くノンフシクション。極寒のアリューシャンから炎熱のソロモンへ、非情の空に生きた艦爆搭乗員の感動の空戦記。 ※N-53の新装解説版
N-1341
昭和陸軍の全容を、写真、イラスト、データで詳解。階級、服装と装備、教練・学科、兵営の構成、内務班の設備、日朝点呼、清掃、週番勤務、武器手入れ、食事、洗濯、入浴など、起床から就寝まで生活のすべてをビジュアルに捉えた決定版。
N-1342
武勲は上聞に達した。だが、その栄誉は与えられず勇士は死んだ──太平洋戦争においてパラオ諸島で斃れた高垣勘二少尉。海上遊撃隊として名誉の戦死をとげ、二階級特進を賜わったはずが、実際には与えられることはなかった──その真相とは。現代に生きる責任を問い、英霊に、遺族に、戦友に捧げる鎮魂の記録を綴る。
N-1343
フィリピン沖三百マイルの太平洋上で、敵潜水艦の魚雷攻撃を受けて乗艦沈没の憂き目にあった軍艦名取短艇隊百九十五名の生還の記録。食糧も、真水もなく、航海要具も持たず、十五日間も橈を漕ぎ続け、二十七歳の先任将校の決断、次席将校の補佐、隊員の団結で、死の運命を切りひらいた海の男たちの感動の物語。 ※N-3の新装解説版
N-1344
最強のロシア陸軍に対抗する最新式の歩兵銃と野戦砲。その開発にかけた明治のテクノクラートの足跡を軍事の奇才が描く。
「本書を一読された読者には、もう明治陸軍は、現代史の中のキャラクターのない部隊名や兵員数、大砲の数などではなくなるだろう。また、当時の砲兵や歩兵の戦いぶりが目に浮かぶようになり、私たちと同じ日本人が、前世紀初めにどんな心配をしながら戦っていたのかが、分かるようになるだろう」(本書より) ※N-622の新装版
N-1345
なぜ活躍できなかったのか──「呑龍」、ブリュースターF2A「バッファロー」、フェアリー「バラクーダ」……大きな期待をかけられながら、様々な要因により存在感を示すことができなかった「不運な機体」を紹介。
大きな期待をかけられて戦場に送られるさまざまな航空機──第一線に投入されながら、予想された性能を発揮できずに終わったもの、開発が遅れて戦いに参加するのが遅すぎたもの……技術者たちの努力の上に成り立ち開発される軍用機。その中でも不運な運命を辿った機体たちの興味深い歴史を探る。図版写真多数。
N-1346
ポスト「太平洋戦争」をどう生き抜くのか──日本と自衛隊にとって、「初戦」とは一体何か? どのようなことが起きるのか? 「初戦」への備えは可能か? 元陸上自衛隊戦車連隊長が解説。
備えなき国家は敗北し、備えある国家が勝利する──最初の戦いの「勝利と敗北」は実際の戦闘のはるか前に決着している。有史以来の戦争の歴史がこれを証明する。日本はポスト太平洋戦争のファースト・バトルをどう戦うのか。現代をしたたかに生き抜くためにはどうすればいいのか。起こり得る「初戦」について解説する一冊。
N-1347
最先端技術に挑んだ日本のエンジニアたちの栄光不滅の技術開発物語。世界最大の戦艦「大和」「武蔵」を生みだすにいたる“技術の戦い”の苦闘の足跡を描く。
連合艦隊が潰え去って八十年──科学技術の上に成り立っていた海軍が、世界最大の戦艦「大和」「武蔵」を生みだすにいたる“技術の戦い”の苦闘の足跡をたどる軍艦物語。明治の黎明期に先進諸国に学び、官民が一体となって、粘り強く技術レベルを押し上げていった“海の砦のドラマ”を描いたノンフィクション。 ※N-103の新装解説版
N-1348
空戦時の搭乗員たちの息づかいまで伝える肉声で綴る最前線。空中部隊の最高指揮官として陣頭に立たねばならなかったリーダーたちの勇気と決断の記録。
飛行隊長──銃弾の飛びかう空戦場裡に列機を率いて自ら突入する実戦指揮官。己れの判断が部下の生死を分ける極限状況下におかれた“空の男たち”の真摯なる肉声を伝える感動の空戦記。戦闘機、爆撃機、そして攻撃機や水上機を駆って、修羅場をくぐり抜け生き抜いた十七人のリーダーたちが語る努力と鍛錬の日々。 ※N-250の新装解説版